2026.02.20
旧暦一月四日 下天祭を執り行いました
― 旧暦一月四日(令和八年二月二十日)―
旧暦十二月二十四日、那覇市若狭にある天尊廟・天妃宮・関帝廟・龍王殿において、下天祭を執り行いました。
下天祭は、旧暦十二月二十四日に行われる上天祭に対する祭礼で、天上へお送りした神々を再び地上へお迎えする節目の日です。新しい年の始まりにあたり、神々を迎えて拝礼を行う行事でもあります。
当日は久米崇聖会の理事・会員が参集し、天尊廟・天妃宮・関帝廟・龍王殿それぞれに線香を手向け、ウチカビ(打紙)を焚いて神々に捧げ、新年の平安と地域の繁栄を祈念しました。







祭壇祭壇にはお供物としてウサンミ(御三味)をお供えしました。
ウサンミは鶏、豚、魚などを盛り合わせた供え物で、中国の祭祀供物「三牲(サンセイ)」に由来するとされています。三牲とは牛・羊・豚、あるいは鶏・魚・豚など、三種類のいけにえを供える祭祀に由来するもので、このお供物の形式は久米村の人々によって琉球にもたらされたと伝えられています。
現在、供えられるウサンミには、豚肉、ミミガー(豚の耳)、白身魚、鶏肉などが盛り付けられています。ウサンミとともに添えられた三杯酢にゆで卵を溶き、その中にウサンミを浸して食べるのが特徴です。さらに、ジューシーのおにぎりが添えられるのも現在の久米村ならではの形です。

祭礼の後にはウサンデーを行い、理事・会員でお供えをいただきながら新しい年の始まりを祝い、和やかな時間を過ごしました。
久米崇聖会では、今後もこのような年中行事を通して久米村に伝わる歴史と文化を大切に継承してまいります。