MENU

TRANSLATE

運営団体:一般社団法人 久米崇聖会

お知らせ

2025.06.14

那覇ハーリー復活50周年記念誌

那覇市の伝統行事「那覇ハーリー」は、昭和50年(1975年)に戦後復活を遂げ、令和6年(2024年)に復活50周年を迎えました。この節目を記念し、那覇爬龍船振興会より記念誌が発刊され、市内の学校や公共施設へ配布されています。

この記念誌では、2022年10月29日に開催された首里城復興関連イベント「いざ、首里城 令和の木遣式」における特別企画「地バーリー」の様子も紹介されており、久米崇聖会からは小渡陽禧、神山亮、横田幸弘、横田潤、與古田正の5名が乗船しました。

通常は海上で競われるハーリーとは異なり、「地バーリー」は国際通りを舞台に、実際の爬龍船に乗り込み通りを練り歩く特別な行事です。市民や観光客との距離も近く、那覇の伝統文化を身近に体感できる貴重な機会となりました。

久米村とハーリーの関わりは古く、かつては爬龍船の船首にあたる龍頭(タチ)と船尾にあたる龍尾(イビラ)が孔子廟に保管されていたという記録もあり、文化的なつながりの深さを感じさせます。

今回の記念誌に久米崇聖会会員が名を連ねたことは、地域の歴史と伝統を未来へと継承していく上で、大変意義深いものとなりました。

今後も久米崇聖会は、伝統と地域をつなぎながら歩みを進めてまいります。